
| ♪ランチタイムコンサート (Sop:本島 洋子 Piano:福山 孝) 2005年12月13日(火) 午後12時10分開演 ヒューマンぷらざ(東京・港区) 入場料 無料 ◇プログラム 福山 孝(ピアノ独奏) エリーゼのために/愛の挨拶/ 亜麻色の髪の乙女 本島 洋子(ソプラノ) 伴奏:福山 孝 風がはこぶもの/長崎の鐘/トゥナイト マンマ/ムーンリバー すべての山に登れ |
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| 演奏会レポート 今回のランチタイムコンサート、とても素晴らしい経験をしたと思っています。 この機会を与えてくださった長野のソプラノ歌手:本島洋子さんに心から 感謝いたします。 13日のランチタイムの演奏会ということもあり、前日に東京に向かいました。 今回は前回の移動の大変さを思い出し、 やっぱり来るまで東京に出かけることにしました。 名古屋の自宅を出るのがかなり遅かったので、 前日12日はかなり遅い時間に東京に到着。 演奏会翌日に東京ディズニーランドへ逝こうと思っていたので、 浦安にホテルを予約しました。 東名を出て、首都高速を走っていたら、 芝公園出口を発見・・・ホテルに到着して、今一度翌日の会場を ネット上で地図などを利用し確認。 さほどの距離がないことがわかったのだけれど、 翌日は朝の渋滞などを考慮して、10時のリハーサルに合わせて 8時半にホテルを出発することにしました。 翌13日(本番当日)予定通りに8時半にホテルを出発して会場へ向かいます。 とても寒い朝でしたが、お天気は晴れ。浦安から首都高速湾岸線にのり、 芝公園出口まで。浦安インターで前方に 美しい富士山がはっきりと見えました。そして、左手にはディズニーランド。 きれいだったなぁ。 レインボーブリッジを通過する頃から少々の渋滞。早めにホテルを出発して 本当に良かったと思いました。 しかしながら渋滞はそれほど長いものでもなく、渋滞を抜けたらすぐに 芝公園出口でした。 早速降りて、名古屋から持っていったネットから印刷した地図を見ながら 会場まで、、、、 しかしながら★まっと★はあまり方向は強いほうではありません。 なんとなく地図を頭の中に展開しながら細い道へ入った途端 三叉路にでてしまい、一方通行になっていたので、 左に曲がるしかなくなってしまいました。 そして、最初のビル。このあたりで場所の確認をしようと思ったら、 ビルの前にヒューマンぷらざ・障害保険福祉センターと 書いてあるではないですか。 迷子になることもなく、すんなりと会場に到着したのは9時15分でした。 会場6Fに事務所があるのでそちらのほうへといわれたので、 早速、事務所へ。 控え室をいただき、★洋子ママ★が長野から到着されるのを待ちました。 しかしながら、あまりにも早く現地に到着してしまったので、 (ルハーサル開始は10時予定でした。) 一階に下りて、ソロリハーサルがてら、ウロウロウロ・・・。 一通りリハーサルを終わって、玄関横の喫茶室でコーヒーを頂きました。 電話が鳴り、★洋子ママ★から、夜中に甲信越で降った雪の影響か 新幹線が遅れているとのこと。 あらら・・・★まっと★はのんびり行きかう皆さんを人間ウォッチング! 傷害保険福祉センターというだけあって、身体障害者の方たちが 非常に多くいったりきたりしていらっしゃいました。 勿論、自分の足で動ける皆さんも、そして、介護が必要な方たちも。 職員の皆さんか、ボランティアの皆さんかはわかりませんが、 本当にやさしく障害者の皆さんに接していらっしゃいました。 健常者である自分(少々デブ症ではありますが・・)がいかに快適な 生活を日々送っているのかを考えさせられました。 10時30分を少々回ったくらいに★洋子ママ★が現地にいらっしゃいました。 2人であわせのリハーサルに入り、お互いに調子が良いことを確認しました。 会場は数十人が集まることが出来る小さな場所で、 グランドピアノが二台おいてありました。 一台は非常に古いスタインウェイ。そして、 もう一台はヤマハC6が入っていました。 当日、使用したのはヤマハのほうですが、スタインウェイは生後100年ほどの 楽器らしく、鍵盤の戻りがわるいらしく、 最近ではほとんど利用されていないとのことです。 この障害保健福祉センターは港区の竹芝小学校の跡地に建設されたそうで、 いろいろと小学校の名残などが建物のあちこちに保存されていました。 当日はヤマハの楽器を使用しました。 オープンスペースなので、会場の後ろをいろいろな方たちが通ります。 ★洋子ママ★は珍しくリハーサル中に歌詞を間違われて、 とまってしまいました。 通られる方たちを見ながらリハーサルをしているうちに、頭の中に いろいろなことが思い出され、とまってしまったそうです。 でも、★洋子ママ★の調子はなかなか良い感じ! 控え室に戻ったら、思いのほか時間はさほどなく、 着替えをしてそのままステージへ。 司会の方からご紹介を受けて、★まっと★のピアノソロからステージは展開。 お客さまを一目見て、エリーゼからはじまる今回のプログラムは正解だったと 確信しました。 精神薄弱やいろいろな不自由を抱えていらっしゃる皆さんがお客様です。 ポピュラーな作品を一番最初に演奏したのは良かったと思っています。 3曲の小品を★まっと★が演奏し終わり、★洋子ママ★を皆様にご紹介して ちょっとだけMC。 お客様の中に見たことのある顔を発見。・・・誰だっけ??? 思い出したんですよ。★まっと★がちょっと早めに会場に到着して 玄関横の喫茶室でコーヒーを頂いているとき、会館のホワイエを必死で 掃除しながら行き交う皆さんに『おはようございます。』と皆さんに声をかけて いらっしゃるんです。男性の方だったんですが、 何か障害をお持ちなのでしょう。 朝、お会いしたときは会館の職員の黄色いユニフォームを 着ていらっしゃったのですが、客席にいらっしゃる彼は青い私服姿でした。 そのことに気がついて、お仕事が終わられたんだなって思ったんです。 聴きに着てくださってありがとうという感謝の気持でした。 ★洋子ママ★の歌唱は本当に愛に包まれ素晴らしい歌声でした。 伴奏の★まっと★が驚いたのは唄う★洋子ママ★に合わせて 客席から本当に多くの歌声が聞こえてきました。 お客様が★洋子ママ★の歌唱にあわせて一緒に唄っていらっしゃるのでしょう。 奇声にも似たような声も聞こえてきます。 でも、それがとてもうれしかった。 健常者である我々はお行儀もよく素敵な歌唱を聴いても そこがコンサート会場であれば自分も一緒に唄うなどとは 考えることもないことですが、心のままにソプラノ歌手の★洋子ママ★の声が 皆さんの心に浸透して、心の中の何かを動かして、それが声になって 現れてくる。素晴らしいことだと思いました。 ★洋子ママ★の演奏後、MCで皆さんに『一緒に音楽をしてくださって ありがとう。』と、★まっと★から挨拶させていただいたら、★洋子ママ★も とても素敵な笑顔でお客様に微笑まれました。 音楽って素晴らしいですね。 20年前の自分だったら。。。。。このざわめきの中で、 何ゆえ、自分がえんそうしなくてはならないんだと憤慨して ステージを立ってしまっていたかもしれません。 音楽の楽しみ方っていろいろとあります。 障害者の皆さんにだって、我々とおなじように音楽を楽しむ時間があって 当たり前のことなのに、若い頃は傲慢な自惚れがとんでもない自分を 作り上げていたのでしょう。 そして、お客様が音楽に感じていることをその場で表現してくださる喜びを 与えてくださったことに本当に感謝の気持で一杯です。 当初、★まっと★はショパンの幻想ポロネーズを終曲に予定していたのですが、 (時間的にもランチタイムコンサートなので、特に厳守したかったのも事実です。) きらきら星変奏曲に変更しました。お客様がきっとご存知ナメロディーのほうが 喜んでいただけると思ったものですから。。。 変更してよかった。最初のテーマの部分で皆さんからの声が聞こえてきました。 皆さんもご存知だったんですね。(トゥインクル、トゥインクル、リトルスター)と 英語の歌詞までしっかり聞き取れる声で唄ってくださる方もいらっしゃいました。 暖かいコンサートでした。 ぎりぎりではありましたが、時間内にプログラムを終えることが出来ました。 終演後、ステージまですぐさま歩み寄り、握手を求められたり、 『素晴らしかったです。是非、また聞かせてください。』と声をかけてくださったり、 本当に心温まる気持になりました。外は小雪が舞う寒そうなお天気でしたが、 ★洋子ママ★の心も★まっと★の心も温かさを一杯頂きました。 そして、ご挨拶を終え、着替えのために控え室に戻ろうとしたら、 さっき、青い私服姿で客席に座っていらっしゃった職員の方が、 また黄色いユニフォームに着替えられ、『ありがとうございました』と会釈され、 たった50分しかないお昼休みを、わざわざ★洋子ママ★と★まっと★の ランチタイムコンサートのためだけに私服に着替えられ、昼食の時間をとらずに 演奏を聴いてくださったんだということがわかりました。 うれしかったなぁ。 演奏会を終えて、先方のスタッフでいらっしゃる名取さん、★洋子ママ★と 昼食をご一緒させていただきましたが、本当に日々の生活の中で 忘れがちな『優しい気持』を取り戻せたような実感を持ちました。 2005年最後のステージは、一生忘れることのない、そして、 忘れてはいけない『優しい気持の大切さ』を再確認できた 素晴らしいコンサートとなりました。 これからも皆様に愛されるピアニストであり続けるために精進していかなくてはと 心にちかった★まっと★でした。 |
| 福山 孝 |

